ライターとして自立したいなら、コミュニティには入らなくていい

ライターを目指す人は日々増えています。

副業であってもスキルや経験を積んで成長し、いつかはライターの仕事1本で食べていきたいという人もいるでしょう。

しかし、その過程は決して楽なものではありません。

特に、一人で作業する時間は相対的に多くなります。

すぐに質問ができる相手が近くにいない環境だったり、一つの選択や判断に迷うこともたくさん出てきます。

そうした不安や孤独感を解消しようと、ライターコミュニティへ入会をする人がいます。

しかし、結論からいうと、そうしたコミュニティに所属しても、あなたがライターとしての目標を達成できるかどうかは実は関係がないのです。

ライターとしてどこに向かっているか即答できるか

コミュニティやサロンに所属する前に、あなたはライターとしてどのような姿を目指していますか?

webライターで30万以上を稼ぎ続けることでしょうか。

自分の本を出版することでしょうか。

毎日1時間の作業を1年継続させることかもしれないし、ディレクターという職に就くことかもしれません。

一人ひとりがそれぞれの夢や目標を叶えたいのです。

当然ながら、進んでいく過程やとるべき行動、時間の使い方は違います。

しかし、目標が異なる人が集う環境に身を置くことになります。すると、必然的に自分の目標達成には関係のない情報や状況に触れる頻度も増えます。相手が気になり始めるのも当然です。

規模の大小はありますが、コミュニティは数十人から数百人規模といった人数が参加していることがほとんどです。

望む結果があるならば、シンプルに周りの人を気にしている暇はないのです。

スキルアップは自分のため

特に初心者ライターにありがちな考えがあります。

それは目標達成にはスキルは必要であり、自分には常に学べる環境設定が必要だ!と思ってしまうことです。

しかし、実際のところ、クライアントはスキルのある人を採用しているわけではありません。

あなたがどれだけ学ぼうが、お相手は自分のビジネスを後押ししてくれる人を探しています。依頼した仕事をしっかり受け、コミュニケーションを通じて良い制作し、結果を出すことが相手の目的です。

となれば、ライターとしてのスタートは「あなたが相手と出会い、関わり始める」ことにあります。

仕事を獲得するための自己表現や営業、コミュニケーションが最初にやるべき行動であることを忘れてはいけません。いかにうまく書けるか、知識を習得するかに時間を費やしていては、いつまでたってもライターになれないのです。

他人とシェアの時間は必要、という人へ

学びや経験をシェアすることで、自分の状態を整理できる!という人がいます。自立したライターを目指すのであれば、セルフチェックとマネジメントは非常に重要です。

しかし、自分の状態を整理するという表現に逃げて実は安心が欲しいだけでないでしょうか。

厳しい目で自分を見つめてみていただきたいのです。

安心ばかりを求める人に常に足りないのは、結果を掴むまでの行動量です。

初心者ライターであれば応募量、会話量、質問量、アウトプット量…

ずっとライターでいたいのであれば、当然ながらそれだけ執筆している量や時間があると想像できるはずです。

そもそも着実に進んでいるかなんて、結果が出るまでわかりません。

学びや体験をシェアして、自分の立ち位置を確かめようとするのではなく、行動してみた結果で自分の状況を把握するという考え方にシフトすべきです。

自己流に走って失敗しないためには?

じゃあ大事なのは行動だ!

そう考えてたくさんの応募をし、結果多くの仕事を抱えることになってパンクする…。実際に多くのライターが陥っていることでもあります。

また、得意なジャンルができれば書き続けられると考えて、書ける分野だけを請け負ったりする人もいます。しかし、こうしたライターは自立しているとは言い難いです。

なぜか。

それは、行動の起源が、感情の起伏にあるからです。

よくモチベーションが上がった、下がったとありますが、上がろうが下がろうが、目標に達成したいのであれば達成するまで行動をやめないことしか道はないのです。

行動を続けていくために大事なのは、モチベーションではありません。

あなたが常日頃、どんなマインドでいるかこそが最重要です。

ライターを超えて、どんな姿でいたいですか

ここまで読んで、もしあなたに、ライターという役割やはたらきかたを超えて、叶えたい理想がむくむくと出てきてきていたら…。

時間は有限。理想を達成したい!と思うでしょう。

ここで、覚えていておいて欲しいことが2つあります。

それは、まだ叶っていない理想の叶え方を、今の自分は知らないということ。

そして、理想の叶え方は、その理想をすでに叶えている人から教えていただくしかないということです。

これはコミュニティに属することで得られるものではありません。

コミュニティの意味は複数の人が集う場所、です。

関係のない情報や思考にいかに触れないかという意味で、ライターコミュニティに所属する必要はないのです。

あなたの理想の到達へ必要なことだけを、全て伝えてくれる人や環境を選ぶ。その決断と勇気が大切です。

きっとあなたは仕事を通して豊かな時間を過ごしたいと思っているはずです。

そうであれば、まずは自分の理想をより明確にしてみましょう。

ライターとしても、人としてもです。

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ライターは尊い仕事です。

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