クラウドソーシングサイトでも戦略的に月5万稼ぐ考え方と3ステップ

クラウドソーシングサイトは副業webライターにとって、仕事を得やすい環境が整っています。

一方で、受注する中でなかなか稼ぐことができないと感じていたり、いつ直接案件に挑戦すべきか迷っている人もいるでしょう。

今回は、クラウドソーシングサイトの特徴や前提を実体験と含めて解説します。記事の最後には、戦略的に月5万を稼ぐための3つのステップを紹介します。

クラウドソーシングサイトを活用する前に知っておきたい前提

ライティングの仕事と言えない案件がある

クラウドソーシングサイトにはライターの仕事が豊富ですが、案件名や要件にライティングと謳いながら、業務の中身はライティングと言えない案件があります。

具体的には次のような仕事です。

・アンケート回答
・感想体験のシェア
・SNSのリプライやいいね作業を含んだ投稿記事制作
・データ入力
・商品説明のみの文章作成

ライティングの仕事は、あらゆる手段を通じて、伝えるべき人に伝わるべく情報を考え、書く仕事です。

自分の考えを書くことで完結する内容や、コピーペーストしても成立してしまう仕事は、AIが代行できたり、ツールを使えば誰が取り組んでもほぼ同じライティング結果になることが想像できます。当然お勧めできません。

実は、私も感想をシェアする記事制作に応募した経験があります。

文章を組み立てる視点や、事実をわかりやすく伝える書き方を模索することはないので、待っていたのは、一人の世界で作業をするだけの時間でした。

やってみて思ったのは、限りある時間の大切さです。誰でもできることに時間を割いている暇はない、と気づいてからは受注していません。

多数の候補者がいる背景を知る

誰でも登録して基本情報を入力すれば、仕事に同時に応募できるプラットフォームがクラウドソーシングサイトです。

つまり、たくさんの候補者がいます。この大前提が、自分が割ける時間というリソースに大きく関わることを理解しなければなりません。

あなたにも本業があったり、別の案件に応募をしているケースが多いでしょう。

同時に複数の仕事を進行するには、ある程度の慣れが必要です。時に管理しきれず、クライアントからのメッセージに気づくことができなかったり、反対に手に負えないほどの業務量を契約してしまうこともあります。

クラウドソーシングサイトは、実はクライアント側にも負荷があります。複数の候補者からベストな人材を選考しようと時間がかかるからです。

直接声をかけることは、双方の時間やコスト短縮に繋がることもあると思いながら、臆せず応募してみることが大切です。

全ての納品が採用されるとは限らない

クライアント側もできるだけ外注費を下げながら、良い結果や納品をもたらしてくれるベストな候補者を探したいという意図があります。

数あるライティングの仕事のなかでも、相手が特に、納品量を重視しているケースは注意が必要です。

私が実際にSNSライティングを担った時のことです。

案件には複数の採用者がいて、各人の制作テイストがあまりにバラバラだったのです。

それぞれ口調も違えば、記事の長さも異なる…。そうして、最後まで何を相手は求めているのだろうと考えて、時間が過ぎたことがあります。

最後には、納品後も数日経って、全ての記事が採用されているわけではないことがわかりました。時間が経ってもサイトに記事はアップされず、この納品はボツだったのだと初めて理解しました。

直接案件は、担当者の様子や制作意図もわかりやすく説明をいただけるケースがあります。

価値を提供する責任を負うことに変わりはないので、決して言いなりにならず、対話ができるクライアントやディレクターに出会う確率を高めていきましょう。

クラウドソーシングサイトで月5万を稼ぐなら

1.完結案件で実績を作る

応募を始めたら最初は実績作りに注力しましょう。2〜3の案件が完結できれば立派なwebライターです。

ライター経験があるかないかに固執せず、プロフィールには現職や過去の職歴、また趣味や語れるジャンルを書いておくことをお勧めします。

さらに、稼働時間、連絡がつく時間帯、執筆ペースやコミュニケーションツールも加えて入力しておくと、クライアントはよりあなたと仕事をするイメージが立てられます。

最初こそ、人柄で勝負できることも初心者のメリットであることを忘れないでいましょう。

2.プロジェクト案件に応募する

文字単価1円以上の案件に応募をしてみましょう。直接案件も含みます。

返信が来なかったとしてもめげずに応募するフェーズがここです。

具体的には、ブログ執筆や企業のオウンドメディアの記事執筆など、継続的に受けられるライティングの仕事を指します。

3.高単価案件に挑戦する

セールスライティングや、LP制作、SEO特化記事や専門ライティングなどの案件は、高単価です。自分の能力よりちょっとハードルが高いかも、と思っても積極的に応募をすることをおすすめします。

最初のステップと異なり、一件でも受注できて仕事を完遂できれば、立派な実績となり大きな達成感も味わうことができるでしょう。

単価が高いということは、相手のビジネスにより貢献できている証拠です。経験だけではなく自信をつけられる大事なステップです。

まとめ

いかがでしたか。

副業webライターとしてレベルアップしたいならば、クラウドソーシングサイトの案件や起こりうることを想定することが大事です。

また、戦略的に稼ぐ道筋を立てて、一喜一憂せず続けていくことで結果に結びつきます。一足飛びに稼ぎたいことへ固執せず、3つのステップを工夫しながら進むことを大切にしてください。

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