おはようございます!今日も命に感謝します。言葉はちからです。
今日のテーマは、「思っているだけでは、変わらない」です。
月が変わりました。2023年の半分にもうすぐ到達しようとしている、と感じる人も多いでしょう。
みなさんは、新年に立てた目標を覚えていますか。
目標へ近づいているならば、そのまま達成するまで継続するだけ。
もし近づいていないならば、どうしたら達成するかを考えて行動するだけ。
ものごとは常にシンプルです。
行動がものをいう
1886年5月1日。この日は、メーデーの元日にあたります。
メーデーは、今から137年前。
米国の労働者たちが「8時間の労働、8時間の休息、8時間の教育」を求めて、
デモやストライキを行ったことに始まります。
3年後の第二インターナショナル創立大会で、
この日を「万国労働者団結の日」と定め、
以来、労働者の祝日と設定されたのです。
今でこそ日本は労働法があれど、
雇用契約を結んだ際に、労働者が不利な立場になるということは起こっています。
働きかた改革と称し、各企業や個人が思い思いの思考と工夫を始めましたが、
一つの解や相応しい解があるとは思えません。
大事なのは、いい方法を考えるばかりではなく、
いい方法に辿り着くための「行動」でしょう。
自分たちの権利を主張したシカゴの労働者たちのように、
思ったら声をあげ、声を上げるだけではなく行動を起こしていく。
彼らがデモで叫んでいることのインパクトより、
デモを起こすという「行動」こそが、
新しい記念日を生むきっかけとなっているに違いありません。
さらに大切なのは、各個人がデモを起こすという「行動」に、
「責任」をもっていたことでしょう。
自分の身に降りかかるかもしれないリスクを承知で、
それでも権利を主張すると覚悟を決めている点が、
雇用主だけではなく、社会全体を動かすきっかけになったのだと思います。
「行動」に伴い、自らの人生における「責任」を負う。
そんな自責思考こそが、本当の自由の一歩です。
理由はあなたから出てきただけ
ケンブリッジ大学のBarbara Sahakian教授の研究によると、
私たちは1日に多い時では3万5千回もの意思決定をしているとのことです。
意思決定は、自分の外側からの情報を受け取ってされている、と思うかもしれませんが、
実際は、意思決定に必要なストーリーを私たちの脳が組み立ているのです。
たとえば、職場で「私はあの人に嫌われているのではないか」と考えた。
一度そう思い始めると、相手が自分が嫌っているだろう理由を探し始めてしまいます。
そうして相手ともう一度話した時、
ちょっと目を逸らした”ように見える”行動にフォーカスするのです。
しかし、相手は話をする中で考え事をしていたかもしれないし、
話にむしろ集中して結果を導き出そうとしていたのかもしれません。
実際に「私のこと嫌い?」とはたとえ聞かないにしても、
というよりは、聞くことは面倒だ、バツが悪い、そんなこと聞いたらもっと嫌われる、と
さらにさらに根拠のない理由づけをしてしまう・・・。
そうして負のスパイラルに自ら陥ってしまっています。
無意識の原因は探っていく必要がある
私たちは自分が観測した情報をもとに、勝手にストーリーをでっち上げています。
(楽しい、嬉しいストーリーも、です。)
ここでいうと「あの人は私を嫌っている」というストーリーをつくるために、
なぜなら、「話をするとき目を逸らすから」とか「そっけない返事をするから」という、
理由づけのストーリーをつくり出す・・・。
厄介なのは、これが無意識の元で行われているということです。
そんなつもりはないのに!と反論したくても、
原因は自分自身のなかにあります。
無意識がはたらくことが悪いと言っているのではありません。
自分を支配している無意識の元を辿る必要があるのです。
自分が元気に、前向きに、笑顔でいられるストーリー仕立てならいいのですが、
もしも、暗く、悲しく、不健康になってしまうストーリーならば、
なんとしてでも、変えていかなければなりませんよね。
すぐ簡単に変えられるのは言葉
私たちは自分の人生において、いい作家になる訓練が必要です。
作家は大変です。
あなたも一冊の小説を楽しく読んだことがあるかもしれませんが、
その小説と同じだけのストーリーを描いてくださいね、と言われたら・・・。
何冊のアイディアノートが必要で、
どれくらいの時間がかかり、
何枚の原稿を書かなければならないでしょうか。
人生を描くにせよ、思いを巡らせるだけでは形になりません。
それを実現する主人公が自分自身であり、
行動を起こさなければ、意味がないのです。
実現のための行動をはじめましょう。
言葉はちからです。
思い込みに染まるのではなく、
現実かわからないならば行動をして確かめましょう。
言葉をちからにして、人生をいいストーリーに書き替えていくのです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
感謝!
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