ライターとして自分の仕事をつくるためには、営業活動が必須です。
営業は商品やサービスを売る活動を想像する人もいますが、自分を知ってもらうことも立派な営業のひとつです。
今回は、相手がどのような状態になれば、あなたは採用されるか3つのポイントについてお話します。
1. あなたが何者かがわかる
そもそも、初めて会う人に何かをお願いすることは非常にハードルが高いもの。
「私は〇〇な人です」と伝えることは、最もシンプルで、最も重要なことです。
履歴書や職務経歴書、ポートフォリオやホームページは、相手の不安をなくすための回答書です。文字より声、声より顔、顔と行動が一致して、具体的な仕事の話に入ることができます。
たとえば次のような人がいたとします。
チャットで出会った男性が、電話で悩みを聞いてくれた。でも、会ってみたら全然笑ってくれない。突如としてリストを渡され、電話かけてyesと言われたら君にお金が入るよ、と言われた。
……。
この人は詐欺師? となるわけです。
話を聞いたところまでは良いのですが、顔を見て何をしているかの情報をもとに、詐欺師の可能性を見出しています。
極端な話をしましたが、SNSからの受注や、クラウドソーシングサイトでさえ、文字だけでやり取りし契約を結ぶことさえ当たり前です。
お互いを知らない状態から、自分が伝わる表現をすることがいかに大事かわかると思います。
しかし現実は、経歴や実績こそ相手が採用したいと思える要因だろうと、自分の経験や想いを多く書き連ねたり、話したりする人が多いです。
自分語りは必要ありません。採用される人の言葉は少なく、自然であり、シンプルです。
まず何者かを伝えることに集中しましょう。
2. 関わってもらえたら、未来が良くなると思える
採用とは、お相手があなたといるメリットを感じることです。
仕事であれば利益が出ること、誰かの課題を解決したり、顧客へ価値提供ができる状態です。
しかし、スキルや経験が相手の未来に貢献できるかわからないと、営業活動を諦めてしまう人がいます。
商品が売れなくても売れるお客様を探そうという気持ちになるのに、なぜ自分に対しては売り込むことをやめてしまうのでしょう。
その理由は、不採用という事実に対して「自分は魅力的ではなかった」とか「スキルや経験不足でどうしようもない」とネガティブな結論づけを行なってしまう癖があるからです。
これは深読みしすぎであり、勝手に過度な期待をしているだけ。結果に対する良し悪しを自分が決めてしまっていることに気づき、それは必要のないことだ、と傍に寄せましょう。
それに、あなたを採用しても、相手は望む利益や結果を同時に得ているわけではありません。相手は未来に期待しているだけで、実際のところどうなるかはわからないのです。
たくさんのライターがいるなかで、採用側も迷っています。しかし多くは、秀でた存在を見つけているより、パートナーとして仕事をし、利益や価値が創造できると思う人を求めています。
だから、相手が得られるであろう良い結果を考えることは不可欠です。
自分の営業でも、相手のメリットを考えることが仕事の基本です。
何をしたらいいかわからない人は、まず相手の求める条件を理解することに努めましょう。
次に、自分の過去を振り返って、共通点や親和性のありそうなワード、経験、感情を掘り起こしてください。
似ていることに人は安心します。安心は信頼です。相手のメリットとなれるきっかけを探すことが営業活動のスタートです。
3. あなたが仕事に対してポジティブとわかる
どんなに経歴や実績があったとしても、あなたがお相手とその仕事を知りたい、というワクワク感がないと、採用される確率は下がります。
目の前の人が浮かない顔をしていたり、声をかけると暗い反応が返ってくるとしたら、どんな気持ちですか。
あなた自身も「課題を解決したい」「その人のビジョンや行動に共感できる」「一緒に仕事をしてみたい」とポジティブな理由で相手に近づきたいと思ったはずです。
採用は仕事さえ始まっていないゼロ地点ですから、何より人柄も含めてあなた自身を理解していただくことが大事です。
ライターは紡いだ言葉が商品そのものだったり、商品やサービスの価値を相手に伝える役割を担う重要な仕事です。AIが到来しましたが、言葉を生み出すあなた自身に価値がある、そう自信をもっていただきたい。
「あなたにお願いする理由は〜です。」と相手が結論づけることを目指して、仕事のご縁を結んでいただきたいと思います。
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ライターは尊い仕事です。
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