低単価から抜け出せない時の考え方

ライティングの仕事を1件受注をしてみたものの、あまりにも少ない報酬だった。

そんな経験をして、書く気力を失っていませんか?初期はなかなか低単価から抜け出せないのが副業ライターの悩みでしょう。今回は、低単価から抜け出せない時の考え方とアクションについて話します。

なぜ低単価になってしまうか

そもそもWebライターは、報酬形態として2つに分かれます。

一つが文字単価。1文字につき◯円と定められています。もう一つが、記事単価。1記事の金額が決まっています。いずれにしても、報酬が固定されてしまっている点が低単価の原因です。


前者の場合は、文字単価が高くならない限り、報酬は上がりません。また後者の場合も、かけた時間や労力は関係なく報酬が変わりません。

つまり、応募側は受注した時点で報酬が決まっているので、あとは記事を納品するまでひたすら書き上げるしかないのです。

文字単価を上げようとするとどんな壁に当たるか

ならば高い単価で受注しよう!と、単価の高い仕事を探すとします。

少ない記事本数で稼げるのは確かですが、大抵は次のような壁に突き当たります。

  • 専門的知識が必要だった
  • 有資格者ではないと応募対象外だった
  • 1記事やプロジェクトのボリュームが大きすぎた
  • 実はブラック案件だった

一つずつみていきます。

専門知識が必要だった

よくあるパターンですが、高いレベルの知識や知識専門用語が使われる記事です。

書き手としては、ターゲットが疑問を解消したいパターンが多いので、自分自身が最低限これから書くことについて予備知識がないと情報の精査が難しい場合があります。

有資格者ではないと応募対象外だった

医療や薬品関係、公共サービスや法律のように、誤った情報を記載しては後々取り返しがつかないということも起こり得ます。専門誌や監修記事は初心者が書くことはあまりありませんが、書き手が専門家であることが前提で募集が出ていて応募ができないことがあります。

1記事やプロジェクトのボリュームが大きすぎた

1記事10,000文字〜となると初心者やまだ執筆スピードが担保できないライターは苦しい案件となります。

また、執筆以外でも画像やWeb設計を含めて制作が必要な場合もあるため、募集内容をよく確認しないで受注してしまうと手に負えなくなってしまう場合があるため注意が必要です。

実はブラック案件だった

文字単価が異様に高いにも関わらず、「初心者歓迎」や「学べます」と謳う案件には注意が必要です。よく要項を見てみると、文字数が100~300文字で大量発注となったり、テストライティングで多くの文字量を書くことになり、その報酬を受け取れなかったという場合もあります。

一般的に、SEO記事で単価が1万円〜が相場です。また取材や専門記事で、3万〜が一般的でしょう。事前にリサーチしたり、先輩ライターに相場を聞いて感覚を養っていくことをお勧めします。また、契約書を交わす前に違和感を感じたら、質問をするか、受けないと決めることも大切です。

低単価から一歩抜け出すために必要なアクション

結局のところ、経験が必要なのでは?と思うかもしれません。しかし、初心者でも1円〜で受注することは十分可能です。自信がないままでは、挑戦が遅れてしまうだけなので次の心構えの元に応募をお勧めします。

自分はいくらで受注するか決める

執筆には練習も本番もなく、契約をしたら納品をすることがライターの責務です。そのため、自らが納得できる金額を最初に定めて、調べていく中で応募の必要がない案件をスルーする力をつけることも大切です。

副業ライターであれば応募までに時間をかける必要はありません。そのため、目標金額をあらかじめ設定して、1記事あたりいくらの報酬で受けると定めてしまいましょう。

実績を求められても諦めない

募集でSEOやコピーライティングの実績を求められたけれど、経験がないから応募をやめたというライターがいるかもしれません。実績は当然ながら、優先的に選考対象です。しかし、初心者も一概に諦めるべき案件ではありません。なぜなら、ディレクターや構成担当の指示を元にうまくリサーチをしながら執筆ができる場合があるからです。

もしもこれまでの職務経験や日常体験からキーワードに親和性を感じるのであれば、提案文を書いてみても良いでしょう。書籍や先輩ライターのブログ、キーワード検索して上位表示される記事の特徴など、学べる要素はたくさんあります。学びながら挑戦できるなんてありがたい話ですよね。

自身がなければ調査をした上で、誠意をもってクライアントに声をかけてみるところから始めることをお勧めします。

低単価を抜け出すために

初心者こそ、自分は慣れていないからと自信のなさで低単価を受けてしまうことがあります。しかし副業ならば強みや経験を活かして書ける記事が必ず出てきます。また理解のあるクライアントに出会えれば、継続して案件に臨むことも可能です。

逆に、早く単価を上げたいという気持ちが走ってしまった人も、闇雲に応募しても時間が勿体無いとまず気づくことこそが大事です。

Webライターは目標報酬を決めるだけではなく、下限の報酬額を決めてしまうことも一つの手です。また、記事の相場を知り、直接やりとりできる担当者がいないか、メッセージを送って確かめてみるこも、単価を上げるためには有効です。

受注が全てではないので、意図を持って応募することを大切にしてみてくださいね。

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