こんにちは!Chihiroです。
やりたいこと探しが一向に終わらない状態になっていませんか。
性格診断や適職診断、コンサルティングを受けるなど、理想のキャリアを考える手段はたくさんあります。
誰だって好きなことや得意なことを活かしてキャリアを築いていきたいはず。
けれども、やりたいことだけに注目してばかりでは、理想と現実のギャップは埋まることはありません。私の経験とともに、なぜかについて説明します。
やってみてわかることの方が多い
わたしは電話対応が苦手でした。
対面での接客に慣れていたこともあるし、お客様の表情が見えないのは不安だ!と思っていたんです。
でも、現在の仕事は内勤営業。電話でお客様と話すこと自体にもう抵抗はないんですよね。
それは回を重ねるほど、スムーズな会話に必要な要素がわかってきたからです。
勝手な思い込みを払拭するには、まずやる
仕事について人に話すとき、よく「電話営業、辛くない?」と聞かれます。
ですが、そもそも私は電話営業だと思っておらず、他のメンバーが受注を決め込めるよう、商談を作る今の仕事を何かと面白く感じています。
感覚的にはバレーのセッターがトスアップをするような感じ。セッターってトスあげないと、アタッカーが攻撃に行けませんよね。
与えられた役割なのですが、次に繋げるポジションの意味に気づくことができ、電話対応が苦手という感覚も消えました。というか、幻想でした。
やりたいことはポジティブな発見をすれば浮かび上がる
そもそも、相手の表情が読み取れれば会話がうまくいく、というのは私の勝手な思い込み。
むしろこの仕事をして気づいたのは、私は純粋に人と話すことが好きだということ。
しかも、一日に何十人も接客し、チームを牽引していたカフェマネージャー時代よりも、一人と対話した経験が積まれるほうが、お客様の変化や結果も分かりやすく充実度が高いとわかったことです。
何より、電話営業が苦手な自分を作っていたのは自分、と気づいたこともよかった!
だから、やりたいことができないという前に、一つの経験からどんなポジティブな発見があるかと視点を変えてみてください。
やりたいことができないは、他責思考
やりたいことを仕事にしてみることは、とてもいいことだと思います。
でも必ず苦手に直面したり、気持ち的に追い込まれることだってあります。
そもそもですが、あなたはすでにやりたいことを選んでいます。
いまの辛い環境や抜けきれない状況は、わたしの外側でいろんな物事が絡んでいるからでしょう?という人もいますが、それは「どうしたらうまくいくか」の思考が足りない時。
周りに文句を言ったり、環境のせいにしたり、自分は不遇だったと言いながら自分が始めたことを辞めると、次の経験もほぼ結果が出ずに終わります。
まずは「全ての結果は自分が意図して起きている」ということを覚えていてくださいね。
やりたいことがわかるまでのプロセスはちゃんとある
私自身、やりたいことはやるべきという意見を持っています。(法に触れたり誰かを傷つけない限り。)
けれども、最初から野球選手になりたい、とかフリーランスで場所に縛られない働き方をしたい、という職業名やイメージだけでキャリアを築こうとするのはちょっとストップをかけたいです。
理由は二つあって、ひとつは、人は少しでも理想とギャップがあると諦める理由をみつけがちだから。もうひとつは、これからできることよりも、今までできたことに安心を覚えているので、挑戦しなくなるからです。
大事なことは、タスク級のことを実際にやってみてから、
「〜している時が好き」
「〜することは、苦なく自然にやってしまう」
「AパターンよりBパターンのほうが得意かも」
と傾向を掴むこと。やりたいことは”ある”のではなく、”見えてくるもの”です。
それでもやりたいことを探してしまう人へ
やりたいこと探しが終わらないという人は、具体的な検証が足りていない場合がほとんどです。
そんな時は、理想を叶えるプロセスまでしっかり検証してきた人にサポートを依頼することをお勧めします。
事実、やりたいことを叶えることと、ありたい姿を叶えることは、言葉が似ていますが、中身は別物です。
キャリアに悩んでいる人は、どんな人生を歩んでいきたいかも含めて考えてみてください。そして、良い発見を増やそうという意識のもとで、ぜひ行動に踏み切ってみてくださいね。
コメントを残す